[PR]今日のニュースは
「Infoseek モバイル」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

みみの事件簿2
2000年春〜2000年冬まで

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

主に脱走事件

みみは、近所で拾ったネコなので外には最初出たがった。
でも、行く場所は3軒ほど先の駐車場なのですぐ分かる。
猫たちが集まる場所なのだろう。

首輪に住所を書き、首には光る迷子札を付けさせていた。
この迷子札がチャラチャラと音がするので姿が見えなくとも音で分かり
脱走するたびに駐車場へ行き簡単に連れ戻せた。

2〜3日は外に行きたくて仕方がないのだが、しばらくすると忘れる。
そしてまたしばらくするとダァーと駐車場へと脱走するのだった・・
その繰り返しだった。

大脱走1 〜故郷にて最後の脱走〜

さて、みみと共に一緒に3年半ほど暮らした家から引っ越す事になった。
みみにとったらここが故郷であるのだろうが、
3年半も一緒に暮らしたし、みみも引越し先で慣れずに大変かもしれないが、
一緒に引っ越そうと私は決めた。
引越し先でまたネコと一緒に暮らすのは私も大変な事なのだけど・・
「守る」と決めてしまったしな〜もう、これも縁だ・・(^_^;)

みみにとったらどうなのだろうか?
でも、ほっといて又野良猫にしたら長くは生きていけまい。
***
引越しの3日前ぐらいのこと・・・
私は引越し作業で疲れていて、油断もしていたので
みみが脱走してしまった!しまった!!
みみは部屋が片付けられていくので興奮していたしなー
『ボクもこの家からでないといけないニャ〜』と思ったのだろう・・
または、故郷から離れたくないのかもしれない。
一緒に引っ越すんだぞ!みみ!!

夜の10時ごろだ・・
夜、脱走するのはあまりない事。駐車場へ。
いない・・・!暗いし探せない。音もしない。
すると、にゃ〜お〜、お〜、お〜・・とネコ同士のケンカ!
鳴き声の方に行くと
近所にいる、みみよりデカイ野良猫茶トラと出会ったらしく
お互い威嚇しあっている。

「よし、そのまま動くなよ・・」
私が近づいていき、そっーとみみに触ろうとした瞬間。
茶トラの方が私が近づいてきたので動いてしまい、近所の家の庭へと逃げた。
みみもそれにつられて、茶トラを追う!
「みみ!」と言ってもそんな時の猫は聴く耳持たず・・(>_<)
「ガチャン、ドタン、バチャ・・・」すごい音。
バチャとは、どうやらその家には池があるらしい。
茶トラを追い、みみが池に入ってしまったらしい。

その後、その家を横切り、裏の道へと行ったようなので
私もぐるっと回って、その裏道へと急いだ。
いない!?音もしない・・!
茶トラを追ってみみはどこかへ行ってしまった!
***
その時は、5月だったのだけど非常に寒い夜で
しばらく探した後、家に暖を取りに戻った。

「このまま、探せないかも・・
もうここから出ていかなければならないし・・
これでお別れか・・そんな〜(T_T)」

また探しに出かける・・2回目。見つからない・・
暗いから音だけが頼りなのだが・・シーンとしている・・
もうクタクタ・・夜12時ぐらいになってきた。

また家に戻り、休む。よしもう1回、これで最後にしよう!
みみが入れるところの窓は開けといて、また明日探そう。
明日・・?でも・・探せるかな・・(-_-;)

3回目。探し回ったが、見つからない・・暗くシーンとしている・・
だめだ・・もう帰ろう・・ちょっとこっちの道に行き
遠回りして、帰ろう・・
見つからなかったな・・このまま・・さよならか〜みみ・・(T_T)

そんなことを考えながら家へと向かう。
***
とぼとぼと諦めながらその道に入ると、遠回りが良かったのか、
街灯の明かりの下にみみがちょこんと座っているではないか!!
「みみ・・・!」
帰りたいんだけど帰れない、途方にくれているような感じ。
私を待っていたかのように。

これを逃す訳にはいかない!!
今度は動くなよ!逃げるなよ!祈りながら、そっーと近づき・・捕まえた!
びしょ濡れ。。!?臭い。。!ドブ臭い。。!!

みみを抱え、急いで家へ。
「心配させないでくれよーみみ・・」と言いながらタオルで体を拭く。
良かった見つかって。見つからなければ今日は眠れなかった。
見つからなくてこの街を去ったら、みみのことが、頭から離れないだろう・・

ドブ臭いみみを拭き終わり、放すと、、、なんと、、、!
後ろ足、びっこを引いている!!また一難・・(>_<)
どうやら、池に落ちた時か、または追跡中に転んだか、痛めたのだろう。

爪が割れていて血が出ていたので消毒液を塗った。
引越しで忙しいのにー。仕方ない、明日様子を見てダメならば病院へ行こう・・
このままずっーとびっこになるなんて・・治るといいな。
翌日・・足は治っていた!「さすが、野良猫出身みみだ!回復力が凄い」。
なんて、飼い主の私は脱走の事や疲れも忘れ喜んだのである。
***
今から思うと・・みみが見つからないで街を離れたら私はもう戻る事はないし、
その時見つからなければ、「さよなら」だったと思う。

一緒に引っ越すんだぞ!連れて行くに決まっているだろ!
新しい家に引っ越すのは心配だろうけど大丈夫。
これからも一緒だぞ!みみ!(^^)

大脱走2 〜『ここはどこにゃー!?』ジェイは・・病院!〜

無事、新しい家へと引越し、みみが慣れるかどうか?
かなり心配していたのだが、そこは、押しかけ猫のみみ!図々しさ抜群!
飼い主の私が驚くぐらいの慣れようで
居心地の良さそうな場所をすぐに探し、すぐに「第2の我が家」にしたようである。^^;
さすが野良猫だったことはある。与えられた環境で生きる。
それで良いのだが、あまりにもの適応力に私は驚いたものだった。
***
春に越してきて、冬になった。
ここに来てから、初めての脱走!!
ここに来てからは、外には出さないことにした。絶対に。
何故なら、みみにとったら、ここはまったく知らない世界。前の場所とは違う。
外に出たら、生存の確率はかなり低くなるだろう・・
玄関のドアを開ける時は気を付けていたのだが、
帰ってきて開けたら待機していたらしくサッと出てしまった。
これは、危険だ!!早く、探さないと!!

30分ほど探したが、いない・・夜で見えない・・
1回、家に戻った。
何処にいるんだ、みみ・・!!
知らない場所で不安だろう。
土地カンもないし、帰ることも出来ないだろうなー(T_T)
とうとう、お別れか・・と悪いほうへと考えてしまう。(>_<)

また探しに出る。
見知らぬ場所でそう遠くへは行ってないはず。近所のはずだ。
こっちの方はいるか?ほんの2〜3軒先の家。
垣根の下の方から、ガサ・・うん!?いた!!
でも、逃げた。近所の家の車の下へと潜り込んだ。

『にゃお〜お〜!お〜!』私に向かって大声で威嚇する。ケンカの声だ。
毛は逆波立っている。尻尾も太くなる。目も怖い。大興奮している!
落ち着かせようとして、「みみ、みみ」と優しく言うが効果はない。
知らない外に出て、不安で怖いのだろう。
前の拾った場所では、こんなことはなかった。
ヒョイと簡単に抱きしめ捕まえられたが、それはここでは無理なようだ。
何より、飼い主の私さえも分からないほどの大興奮でパニック状態!
なんだか怖い人間、敵が来たと思っているようだ。

これは、絶対に噛まれる!!
私は、予感した。が、逃して野良猫にする訳にはいかない。
しかもみみの知らない場所で・・
飼い主として、みみの為に絶対にしてはいけない。

相変わらず、みみは車の下から『お〜お〜』と大声で威嚇していて、
私は、車の横に座って隠れたみみを覗き見る。
どうやって捕まえるか計画を立てる。
みみの前足を素早く私の右手で捕まえ、車の下から引きずり出すしかない・・。
絶対強力に噛むだろうな!かなり痛いだろうな・・やれやれ・・
噛まれても大丈夫のように、上着の袖を手のひらまで持ってきて隠す。

・・・しばらく躊躇した後に実行・・・

サッと、右手でみみの前足をつかみ、引き寄せる。
みみは私の右手の手首を思いっきりガブリ!死に物狂いで噛んでくる!
『これでも食らえにゃ〜!放せにゃ〜!』と。。痛い!!牙が食い込んでくる。
計画した袖は、手を伸ばした時にずれて手首は出てしまった。その手首を!
ヘビに噛まれた事はないが、それと同じ様なものだろう。
猫の牙もかなり尖っていて長く、甘えて先端だけで軽く噛まれても痛いぐらいだ。
その牙が上2本、下2本、合計4本・・容赦なく私の手首に食い込んでくる。
顎の力も使って容赦なく。その度に牙が奥に入ってくる!
ズキン!痛い!放したい!でも放したら逃してしまう。
わざと手首を噛ませながら引き寄せ、抱きしめて家に戻る。

みみは家に入ると大興奮していたのがウソのようにケロッとしている。(ーー;)
野生の猛獣が置物のぬいぐるみになったように・・
***
捕まえることが出来て「やれやれ、良かった。一件落着。めでたし、めでたし!」パチパチ。
とは、私は・・終わらないのである・・・・・・・

噛まれた手首に消毒液を塗って、バンドエイドをして、これで大丈夫だろうと思ったのだが、
・・ズキズキ痛い!その夜、痛くて眠れない!熱も出て寒気もする。
なんと!膿んできて、手が腫れてきた。グローブのように!
そして・・指が動かなくなってしまったのである。
ほんの数mmも動かせない!動かそうとすると激痛が走る。

それから私は毎日病院通い・・・
医者の話だと、手首を噛まれ、神経を圧迫され、指が動かなくなったのだろうとのこと・・
3週間ほど、右手の指が動かなかった。毎日、病院で注射。毎日、薬を飲んだ。
肉がついている所ならまだしもよりによって、肉のない、血管と神経の通る手首を・・(-.-)
もしかしたら、手首から繋がる指の神経がダメになって
指は二度と動かないかも・・なんて覚悟もした。
利き腕は右なので大変不便で苦労した!

やがて腫れは引き、それにつれて指も動かせるようになった。
元に戻るまでに1ヶ月。みみに噛まれ、【全治1ヶ月の怪我】をしたのだった・・!

普段気づかなかったが、指を動かせることがこんなに幸せなことで、
考えてみれば、指1つ動かすのも機械では出来ない、とても複雑な動きであり、
人間の体って良くできてるな〜と改めて感心したのが
あえて言うなら唯一の教訓。そしてみみを今後も絶対に外に出さない事。

今でも冬になるとなんとなく噛まれた手首に違和感を感じるのだった。
みみちゃん・・やってくれるよ・・まったく、お前は。私は、もう慣れっこ。
みみの飼い主はこのぐらいでないと務まらないのである。たぶんね。
だが、面倒な事はやめてくれよな〜みみ〜〜〜!

しかし!この後すぐに・・第3の脱走をするのだった〜(>_<)〜

大脱走3 〜『ここはどこにゃー!?』近所の庭で大乱闘!〜

上の脱走から1週間後ぐらいのこと。
気を付けてはいたのだが、病院から帰ってきて玄関のドアを開けると、
また、サッと出てしまった・・またか・・もう勘弁してくれよ〜〜!!(T_T)
***
そのまま探しに出かける。
追いかけて行くと、つきあたりの道に逃げた。
みみは、こっちに走って戻ってくる。「よし、捕まえられるぞ。」
なんとも早い!右手は使えないので、逃してしまう。
私の横をすり抜けて走っていく。オイオイ・・
お前を守る為に捕まえようとしているんだぞ!

道を横切り(思い出してみると、その時車が来なくて良かった!)
空き地に入っていき、行き場もなく疲れたのか座った。
すぐ近くまでいき、私も横に座る。
前と同じ、『にゃ〜お〜!あ〜おー!』
私を見ても興奮して大声でないている・・。

さて、捕まえよう。
この体勢は、前回の車の下に逃げ込んだより楽に捕まえられそうだ。
これが初めてなら、なんの迷いもなくうまく捕まえるだろう。
しかし、私は右手は使えない・・しかもこの猫に噛まれたのだ。
上手く捕まえられるかよりもまた噛まれたくない!
あの痛さ・・しかもまだ治っていない・・
医者に「どうも〜また噛まれました〜デヘヘ」なんて・・アホや・・シャレにならん。
その気持ちの方が強く、行動に移れない・・・
噛まれず、引掻かれず、うまく捕まえないと。

すぐ近くにいるのだけど、
私のその気持ちとみみの野生の虎のようにしゃがみ込みながらも
力を貯めて身構えている姿とで踏ん切りがつかない。
みみの牙、爪、素早さ、力、賢さ、決してあなどれないのは知っている。
今のみみは、のんびり家にいる猫ではなく、
闘争本能剥き出しのたちの悪い凶暴な野良猫。
1匹の猛獣のようになっているのだ。

他の猫なら怖くって、放っておくことだろう。
私も好き好んで猛獣とケンカしたくない!
触らぬ猛獣に祟りなしだ・・
前回の祟り・・。手首・・負傷中だし(-_-;)
またこれで何処か負傷するなんて嫌だ・・

そして、1つのアイデアが浮かぶ。
そうだ、私の着ている上着をかぶせて捕まえよう!
上着を脱ぎ始める。上手く脱げない。遅い・・(T_T)
そう、この時は右手を動かせないので、
毎日、服を着る時脱ぐ時は一苦労で非常に時間がかかった。
右手の袖口、手首から手のひら、ここを服が通るとき、
上手くしないと当たって痛いし、指も動かすと痛みが走るのだ。
モゾモゾ、ノソノソと脱ぎ終わったころ、
みみは察したのか藪の奥の方へ行ってしまった・・
みみ・・もう帰ろうよ〜(T_T)
***
どうやら、ある家の庭に入った様である。
うちから3軒隣の家。
そこには、ゴールデンレトリバーと柴犬がいる。
家の中で飼っているらしい。

みみはやはりいた!
玄関前の鉢植えのパンジーの匂いをのん気に嗅いでいる。オイオイ・・
そして奥の庭へゆっくりと入っていってしまった。
みみはかなり落ち着いたようだ。
失礼してそぉーと庭に入っていったが見当たらない。
庭を見ると、鉢植えが沢山下に転がっている雑多な庭で(^^ゞ
いかにも野良猫が好きそうな庭である。
どうやらここが気に入ったらしいな・・
ここに絶対いる。私は確信した。
いなくてもまた戻ってくる気がした。

しばらく、その家の周りをウロウロ探していた。
かなり怪しい奴だ・・でも、その時の私は必死!
すると買い物に行っていたのか、
その家のおばさんが自転車で帰ってきた。
時刻はもう夕方から夜の7時ぐらいになっていた。

実は、猫が逃げてしまって庭に入っていってしまい・・
白に黒ブチ、赤い首輪をしていて。。などと容姿を述べて、
そこの家のものです、見つかった知らせて下さいと話をした。
一旦私は家に戻り、またしばらくしてから探しにへとその家へ向かった。
***

「ジェイ、不利な条件の中、両者必死の大乱闘」
やはりみみはいた!
玄関前からまた奥の庭の方に入っていった。
私も迷わず入っていく。

みみは、その家の軒下に入っていった。私は庭に座り、みみを見る。
私の座っているすぐ前は、ガラス窓でカーテンが引かれ
明かりが点いていて、テレビの音が漏れて聴こえている。
軒下に入っていけそうだが、右手負傷で素早く潜れないだろうし逃す確率は高いな〜
このまま、ずっーとここにいる訳にはいかないし・・どうしようか・・?
人様の庭。みみは軒下、私は庭。両者にらみ合いで時間が過ぎていく。
夜空には冬の星が瞬いている。

痺れを切らしたのはみみの方だった。
私のいない方の左斜めからゆっくり出て行こうとする。
「よし、動いた。この距離なら捕まえられる!」
座った体勢からみみのほうへ私は横っ飛びのタックル!!

捕まえた!左側で良かった!使える左手でなんとか押える。
みみは怒って、にゃ〜にゃ〜騒ぎ、もがく。
この時、私が着ていたのはUSAの空軍のジャンパー。MA−1かな?
これがナイロンでできていて、みみの体の毛が滑って上手く捕まえられない!
みみは力一杯もがいて逃げようとし、服はツルツル滑るし逃しそう。
ウナギを捕まえるようにツルツル・・みみの体は服とずれて滑る。しかも私は左手一本。
左手だけでは無理なので、私はいつしか仰向けになり背中で押えた。みみは私の背中でもがく。
人様の庭。私は仰向け、その下にはみみ。その状態で両者しばし休戦。
夜空には冬の星が瞬いている。

その星を見上げている私・・その下にみみ・・
私は息が荒く、みみも腹が波打っているのが背中越しから分かった。
あまり押し潰さないように、かと言って逃さないように力を加減しながら押さえ込む。
私は、これが捕まえる最後のチャンスだと思っていた。
逃したら次はない・・そう思っていた。また見つけられる保証はない。
見つけたとしても・・車に轢かれた・・道路に横たわる死体かもしれない・・
なんとしてでもコレで決めないと!

するとーガラガラとガラス窓が開き、
「見つかりました〜?」とのんきなおばさんの声!
私はみみを背中で抑えながら、仰向けで「はい、もう少しなんですけど・・」と答える。
寒い冬の中・・庭で泥だらけになりながら格闘している、私とみみ!!
他人が見たら変な格好・・まるでプロレスみたいだろうな・・
猫1匹捕まえるのになにもそこまで大げさに・・!と思うだろうなー
でも今は家でグデ〜、ノビ〜としている猫ではなく、
野生に戻った【元野良猫のこの猛獣】を捕まえるのは生易しい事ではないのだ・・必死の闘いなのだ!
おばさんは知らないだろうけど、この包帯をしているこの右手は・・
ほんの1週間ほど前に【ここにいるこの猫】に噛まれてしかも現在通院中!!

なんとか左手側にみみを移動させて左手で抱えて起き上がった。よし大丈夫だ!
「すみません、お騒がせしましたm(__)m」
みみを抱え小走りでそう言いながらその庭をそそくさと出た。

この前のように
みみは家に入ると大興奮していたのがウソのようにケロッとしている。(ーー;)
野生の猛獣が置物のぬいぐるみになったように・・
***
振り返ると・・その家の人に事前に会えて話す事が出来ていて良かった!
そうでなかったら、いきなり窓を開けたら身も知らない男が庭に侵入していて猫と格闘している!?
場合によったら警察に通報されてしまうだろう。本当にお騒がせな猫と人間だったな〜

大脱走まとめ

改めて書いてみると色々あったが・・兎に角、見つかって良かった!
脱走の度に、心配だったり、みみも私も怪我をしたり、格闘したり・・
脱走のどれか1つでも成功していたら(というかそれは失敗なのだけど)
こうやって事件簿やHPすら作ることはなかっただろうー
みみの脱走について書けるのは、偶然、運よく捕まえられたからであって
果たして今後は上手く捕まえられるかは・・まったく分からないのである。

なぜそこまでして捕まえるのか・・・
それは逃がしてしまったらみみは死に限りなく近くなるからである。
車に轢かれたり、死ななくても暑さ、寒さ、飢え、病気、衰弱・・緊張の毎日・・地獄だ・・
運良く、ほんとに運良く誰かに拾われて大切にしてもらえるかもしれない。だがその可能性はとても低い。
必ずしも猫に優しい人間ばかりではない・・それは私も野良猫だったみみも知っているはずだ。
誰が1匹の猫、みみの心配をしてくれるだろうか?
拾われたとしても収容所なら、数日後にはゴミのように人間に殺されてしまう!

みみは元々野良猫だった。何処で生まれ、どんな親か、
私に会うまでどんな生活をしていたか知る由もない。
しかし、出会ったときのみみのあの痩せ方から見ると
非常に苦しい生活だったのだろう・・
またそこに戻してはいけないし、戻したくはない。
みみを必死に探すのは、苦しませたくないからである。

私が出会い、拾い、一緒にいるのは、この猫の命を消したくなかったから。

他の生命は他の生命なりの一生があるだろう。あまり気にしない・・。
なんとかやっていけるものもいる。
でも、この猫は拾わなければ、今ここにはいなかっただろうと思う。
明日、苦しんで死んでしまうかもしれないものを、ほっておけなかった。

自由な放し飼いにして死んでしまったら、それは飼い主の責任だ。
いや、それは飼い主とも言えない・・。
ただ、えさを上げるだけならば、誰にでも出来る。
責任が違う。
無責任にえさを上げるのもどうかと思う。
できるかぎり、全部面倒をみてあげるべきだ。

「大脱走3」以来、現在まで2年ほどみみは一歩も外に出ていない。
ここに来た当初、可愛そうだからと外で抱っこしたり、ちょっと玄関先に出したりしたのがいけなかった・・
それも現在はしていない。みみはもう完全家猫である。
なまじ外の世界や出られることを知ってストレスを感じさせるよりも
家なら家猫として完全にした方のがその中で猫は慣れて生活できるし、脱走もしないし安全だと思う。
そしてこちら側が家猫にしてしまった訳でもあるのだから、よりストレスを感じさせないような生活にしてあげる。

家猫にしたらちょっとでも外には出さない。
環境により難しいかもしれないが、それが一番だと思う。

現在のみみ

みみは、私が出かけるのを知ると『にゃ〜にゃ〜』と大騒ぎしてついてこようとする。
私が着替えたり、そわそわ準備したり、鍵を持っていくその鍵の音でも判断できるらしい。
見つからないように家を出るのが一苦労。

帰ってくると歓迎の嵐!寝ていても起きてきて私の元へ一直線。
『どこにいってたんだ〜?さみしかったんだぞ〜お土産あるのかニャ〜?』と
私の足元で私を見上げながらまとわりつき、ニャ〜ニャ〜。
狩りから帰ってきた親猫にまとわりつく子猫のように。
この時は可愛いんだけどね・・
それも10分ほどで落ち着き、その後はそっけなくなる・・(^^)
現在はそんな感じである。

勿論、今でも玄関のドアを開けるときは・・気を付けている。

ー 事件簿おしまい ー

 

著作 ジェイ

 

 

事件簿 あとがき

 

HOME